デロンギのフードプロセッサーがおすすめ！｜評価は？大根おろしができるモデルは？

お料理には手間のかかる下ごしらえが付きもの。忙しくても手抜きせずご飯を作りたいときに便利なのがフードプロセッサーです。しかし、「食洗機には使える？」「どんな機能がある？」などが気になっている方もいます。

今回紹介するDeLonghi(デロンギ)のフードプロセッサーは、スタイリッシュなデザインとパワフルさが人気です。タイプは小型のクアッドブレードミニフードプロセッサー・1台12役のマルチプロの2種類で、ミニにはさらに大根おろし機能がプラスされたものもあります。

この記事では、デロンギのフードプロセッサーの特徴や使い方、評価・口コミまで徹底的に調べました。3種類あるモデルから、あなたにぴったりのフードプロセッサーが見つかるはずです。これから購入する方はぜひ参考にしてくださいね。

デロンギのフードプロセッサーには、「クアッドブレードミニフードプロセッサー」の「DCP250」と「DCP250-RN」・「マルチプロフードプロセッサー」の「DFPM250」があります。

「DCP250」と「DCP250-RN」はどちらも強力な4枚刃を採用しており、均一にすばやく刻むことができます。尚、「DCP250-RN」のみ、「おろしカッター」と「投入口付きふた」が付属しており、簡単に大根おろしができたり、投入口から油を注げることでマヨネーズ作りに役立ちます。

「DFPM250」は、「刻む」「スライス（薄）」「スライス（厚）」「細切り」「中細切り」「おろす」「こねる」「泡立てる」「かんきつ類を搾る」「野菜・果物を絞る」「かくはんする」「挽く」と1台で12役もの調理ができる多機能性に優れた点が最大の特徴です。

スタイリッシュなデザインが目を引く、デロンギのフードプロセッサー。デロンギ独自の高さの違う強力な4枚刃で、基本の「刻む」「ペースト」の作業はあっという間に完了します。デロンギのフードプロセッサーでできることを詳しく紹介します。

離乳食作りにも便利で、本体と容器が完全に合わないと作動しない仕組みなので、小さなお子さんがいても安心です。これから紹介する3種類を比較して、最適と思える商品を選んでください。

ここからはフードプロセッサーを選ぶ上での、前提知識を解説します。編集部では実際にフードプロセッサーを購入した500名を対象に、アンケートを行いました。

そこで本記事は、単なる選び方の解説だけでなく、購入後のよくある後悔や使ってみないとわからない使用感に関する声についても触れることで、皆さんの購入後の後悔を抑える内容になっています。

• フードプロセッサーの購入時に押さえておきたい必須項目
• 人によっては使用感に関わるポイント
• 優先度は低め。気になる人のみチェック推奨

上記の3部構成でどこよりも安心してフードプロセッサーを選んでいただけますので、ぜひ最後までお付き合いください！

※すぐにおすすめ商品を見たい方は以下のボタンでスキップできます

フードプロセッサーを探してるから記事に来た

と思う方がほとんどでしょう。

しかしフードプロセッサーには、ミキサーやジューサーなど似てるけど用途が違う家電があります。違いを理解しないと、「本当に買うべきはミキサーだったのに…」と後悔する可能性があります。

以下の表にフードプロセッサーとミキサーに似ている家電の違いを簡単にまとめました。自分の求める用途に近いのはどれか確認してみてください。

上記の通り、フードプロセッサーは液状に近い状態にする用途には向かず、食材の下ごしらえに向いているのがわかりました。

その他の商品については以下の記事で詳しく解説しています。興味がある方はぜひご覧ください。

実は、たった2つのポイントを意識するだけでフードプロセッサー選びを失敗する確率がグッと下がります。

その2つのポイントとは、

①必要な容量を確認して選ぶこと

②必要な性能・機能が搭載されているか確認すること

これだけです。「必要・不必要をどう決めるの？」っと思う方も多いと思いますが、じっくり解説しますのでご安心ください。詳細はこのあと述べますが、

【結論】

• 作る人数分に合わせて容量を決定
• 最低限抑えておくべき性能・機能を確保する

これが失敗しないフードプロセッサー選びの最初のステップです。

あまりこだわりがない方は、ここまで絞ったら、あとは価格が安いものを選択すれば間違いありません。

それでは詳しく解説していきます。失敗しないためにも【必読】がついた見出しだけは全て目を通してください！

どの容量が私にぴったりなんだろう？

と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

フードプロセッサーは食材を大量に入れてしまうとカッターが動かないため、実際に調理できるのは容量の半分程度と考える必要があります。

みじん切りの頻度の高い玉ねぎを使い、容量の目安を以下にまとめました。

上記はあくまで目安です。「0.7L」「1.5L」のように容量を細かく刻んでる機種もあるので、目安よりゆとりを持ちたい、目安より若干少なくしたいという方はチェックしてみてください。

「少量を調理したい」という場合は、該当目安より小さいものを選ぶのがおすすめですよ。

以下の記事では一人暮らし用に特化したフードプロセッサーを紹介しています。気になる方はぜひチェックしてみてください。

どんな刃の構造や形がいいの？

と思われる方もいるのではないでしょうか。

まず刃の構造は、2段以上になったものがおすすめです。食材が下から上へとかき上げて切っていくため、細かくなるスピードが上がります。完成するスピードが大きく変わってきます。料理の時間を短くしたい方はマストです。

次に刃の形は、波状のギザギザしたものがおすすめです。接触面が広いため刻む速度が上がり、食材から水分が出にくくなります。カット後の大きさもムラがなく満足な仕上がりになりますよ。

容器って別に何でもいいんじゃないの？

と軽く思われる方もいるのではないでしょうか。

フードプロセッサーのボトル容器の素材はガラス製・ステンレス製・プラスチック製に大きく分けられます。それぞれわかりやすくメリットとデメリットをまとめました。

もっとざっくりまとめると、

• 匂いや色がつきにくく安価なガラス製
• 食洗機対応が多く手入れのしやすいステンレス製
• 軽くて使い勝手のいいプラスチック製

になります。重さや手入れのしやすさがガラッと変わるので、「便利だな」「重視したいな」と思う方に近いものを選択しましょう。

フードプロセッサーってそんな洗いにくいの？

と疑問を持たれる方も多いでしょう。

フードプロセッサーはアタッチメントを取り替えて使うものが多いためか、洗いにくさを感じにくい傾向です。

とはいえ、「洗うのが面倒」と感じている意見はあります。「パーツごとに洗うのが面倒」「包丁なら包丁洗うだけで済む」などです。元も子もないと思うかもしれませんが、購入後ストレスに感じる可能性は0ではありません。

そうならないために、お手入れのしやすいポイントをチェックしましょう。確認しておくべきポイントは以下の2点です。

• パーツは分解できて凹凸が少ないシンプルなもの
• 食洗機対応

中には容器と刃が離れない機種もあり、このタイプは非常に洗いにくいので注意が必要です。食洗機対応は、ステンレスやプラスチックの素材が採用されている場合が多いですよ。

フードプロセッサーは、調理する料理の種類によって刃の回転速度が変更できるととても便利です。また、自動で速度を調節できるものを選べば、さらに楽に調理できますよ。

中には速度切り替えの出来ない商品もありますので、機能を確保したい方はスペック詳細をしっかり確認してください。

他に気にすべき項目があるのではないか

ここまでで失敗しないフードプロセッサーを選ぶことができるようになりましたが、これだけで本当に大丈夫かなと不安の方もいるのではないでしょうか。

そこで、購入者が「もっと気にして買うべきだった」と後悔した項目について実施したアンケート結果を見てみましょう。

音が大きくてご近所トラブルにならないか心配

という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

フードプロセッサー購入者500名に聞いたアンケートでも、「音が想定していたものより大きい」「夜間に使えない」という声が多く聞こえます。

しかし、フードプロセッサーは騒音レベルが記載してある機種はとても少ないです。使ってみるまでわからないのが実情です。とはいえ、音が大きいのは避けたい方が多いのではないでしょうか。

もし静音設計が施されていない機種を選んだ場合は、防振ゴムマットや厚手のタオルを下に敷くと音が小さくなると言われているので、ぜひ試してみてください。

どうしても静音性が欲しいという方は、タイガー魔法瓶の「良い音設計」が施されたフードプロセッサーを選ぶのがおすすめです。防振ゴムを内蔵した設計で、従来の製品より騒音を約40%低減させています。

ただ、2023年2月22日時点で容量が0.5LのSKU-A101という機種しか販売されていません。容量が少ないなどあるとは思いますが、静音性重視なら検討してみる余地はあります。

大きさはどれくらいのものがいいだろう？

と悩んでいる方もいるでしょう。

ただ、選び方①で容量を決めた時点で大体の大きさは決まっています。容量が大きくなるほどボトルやモーターは大きくなるのが必然です。以下、容量別の大きさのまとめです。

該当容量の機種をランダムで調べたもので該当しない機種もありますが、大枠な目安としては上記の通りです。

大きさで失敗しないためには、収納する場所と調理を行う場所に置けるかで判断するのがいいでしょう。スペック詳細に必ず記載してあるので、購入前に確認してください。

「容量は1.0L欲しいけど、大きさは0.5Lくらいがいい」など条件のズレが発生する方もいるかと思います。迷った場合は、どちらを確保したら快適に調理できるかで判断するのがいいでしょう。

自分の作りたい刻み方ができるか心配

と考える方もいるのではないでしょうか。

ほとんどのフードプロセッサーは基本的な「みじん切り」「ミンチ」などに対応しています。これらの機能だけほしい方はここの項目はあまりに気しなくても問題ありません。

しかし、「千切り」「おろし」「パンこね」「泡だて」などは商品によってはアタッチメントが別売となる場合が多いです。これらの機能が欲しい方は、調理法が対応しているかどうか、アタッチメントの種類は必ず確認しましょう。

子供と料理するときに使ってもいいか心配

という方もいるのではないでしょうか。

子供と使用する予定の場合は、安全機能が搭載されているフードプロセッサーかどうかを確認しておきましょう。故障を事前に防いだり、使用時の火傷も防止できたりします。

まず、ボウルを本体にセットカッターを中央につけます。基本の「刻む」「ペースト」の作業は、野菜や肉を2cm角に切り容器に入れスイッチを押すだけです。みじん切りであれば約5秒で完了しますし、高さの違う4枚の刃のおかげで途中で食材をかき混ぜなくてもしっかり切れます。

他の「おろす」「こねる」「泡立てる」などの機能があるモデルは、カッターツールを交換し食材を入れてください。ボウルの中に回転軸が付いておりそこに刃をつけるので、液漏れの心配はありません。

お手入れ方法も簡単ですし、カッターと容器は取り外せるので洗いやすく食器洗い乾燥機にも対応です。またカッターの汚れは、ぬるま湯と台所用中性洗剤をボウルに入れ回転させても落とせます。

家庭用冷蔵庫で製氷した氷であれば使用可能です。ただし、取扱説明書では市販の氷を「砕けないもの」に分類しているのでおすすめできません。うっかり使用してしまうと、刃に負担がかかり切れ味が悪くなる可能性があるので注意してください。

取扱説明書にはスープレシピが紹介されているので、スムージーも作れます。ただし、スムージーを作る目的で購入したいのであれば、ミキサーの方が取り回しや使い方が簡単なのでミキサーの方がおすすめです。

デロンギのフードプロセッサーでもコーヒー豆の粉砕はできます。ただ粉にはできるものの、おいしいコーヒーを作るには不十分です。フードプロセッサーで挽くと粉の大きさがばらばらになり、お湯が均一に浸透せず、コーヒーの味が安定しなくなります。

また、フードプロセッサー本体にも匂いが移るので、あまりおすすめはできません。コーヒーミル以外のものでコーヒー豆を挽く方法については、以下の記事で紹介していますので参考にしてください。

千切りができるのは「DFPM250」のみです。ただし、刃の向きが違うとコールスローのように細かくなってしまいます。使用してみて「あれ？」と思った場合は、スライス刃が逆になっている可能性があるので、ひっくり返してから再度お試しください。

機種による違いはありますが、「DCP250」はスイッチを押した状態では蓋も容器も脱着できません。スイッチを押したつもりはなくても、上から押さえつけるだけでスイッチが入るので、上から押さえつけないよう注意してください。

フードプロセッサーを使って簡単にハンバーグを作れます。

1. 玉ねぎをフードプロセッサーでみじん切りにする
2. みじん切りにした玉ねぎをフライパンで炒める
3. すべての材料をフードプロセッサーに入れ混ぜる
4. できたタネを楕円形にまとめ、フライパンで両面を焼いて弱火で蒸し焼きにすれば完成

フードプロセッサーを使うと、みじん切りにかかっていた時間を省略でき、材料を混ぜる際に手が汚れるのを防げます。その他にもたくさんのフードプロセッサーを使ったレシピがたくさんあるので、ぜひ次の記事を参考にしてチャレンジしてください。

デロンギには、他にもお料理で大活躍してくれるキッチン用品がたくさんあります。フードプロセッサーと同様、モダンなキッチンに似合いそうなスタイリッシュなデザインのものが多いです。厳選したおすすめの商品を紹介するので、ぜひご覧ください。

今回は、デロンギのフードプロセッサーについて紹介しました。「刻む」機能だけでシンプルに使いたい、さまざまなレシピでマルチに使いたいなど、用途に合わせて種類を選んでみてください。デロンギのフードプロセッサーで、毎日のお料理を手早く充実させましょう。