フードプロセッサーの人気レシピ13選＆レシピ本7選｜作り置きおかず・おつまみも

レコルトやティファールなどさまざまなメーカーから販売されているフードプロセッサーはみじん切り・千切りなどをボタン1つで行います。野菜のみじん切りや千切りは時間がかかりますが、フードプロセッサーはそんな時に役立つアイテムです。

捏ねたり混ぜたりといった工程を省略できるので、人気のおかずであるハンバーグや手間のかかる介護食を作る際にも活躍します。調理時間を時短できるので、仕事や家事で忙しい日々の強い味方になり、作り置きにも一役買います。

しかしレシピがマンネリ化してしまっては宝の持ち腐れです。そこで今回はおかずやお菓子をはじめとしたおすすめの簡単・時短レシピを紹介します。フードプロセッサーを使う料理はたくさんあり、中にはつくれぽ1000以上の人気レシピもあります。せひ毎日の料理に役立ててください。

材料（2人分）

• 合びき肉…250g
• 玉ねぎ…1/2個
• 卵…1個
• パン粉…大さじ4
• 牛乳…大さじ2
• 塩コショウ…少々
• ナツメグ（あれば）…少々
• サラダ油（焼き用）…大さじ1

作り方

1. 玉ねぎをフードプロセッサーでみじん切りにして炒める
2. フードプロセッサーで、サラダ油以外の材料をすべて混ぜる
3. タネを楕円形にまとめ、真ん中をくぼませる
4. フライパンで両面を焼き、弱火にして蓋をし、蒸し焼きにする

まずは定番のハンバーグのレシピを紹介します。フードプロセッサーを使ってタネを作ることで、冷凍して作り置きもできます。あとは解凍して焼くだけなので、家族の大好きなハンバーグを作る頻度を増やせますね。

材料（1人前）

• A 枝豆…50g
• A 練りごま…大さじ1.5
• A オリーブオイル…大さじ1.5
• A レモン汁…小さじ1/2
• A ニンニク…2.5g
• A 塩…少々
• A ブラックペッパー…少々
• A 水…大さじ1.5
• B ケイパー…少々
• B レモンの輪切り…1/2枚
• B 削ったレモンの皮…少々
• B オリーブオイル…少々

作り方

1. Aの材料をフードプロセッサーに入れ、ペースト状になるまでしっかり混ぜる。

2. 滑らかなペースト状になったら器に盛る

3. トッピングとしてBを使って彩りを添える

4. 好みで野菜スティックやパンを用意して完成

フムスは中東の料理ですが、移民の多いアメリカでも人気の料理です。本来はひよこ豆を使いますが、枝豆を使うことで見た目も鮮やかになります。手軽に作れるので、毎日のおつまみにもぴったりのレシピです。

材料

• 合びき肉…200g
• 玉ねぎ…1/2個
• 人参…2/3本
• セロリ…1/2本
• ニンニク…1かけ
• トマト缶…1缶
• 水…100ml
• コンソメ…小さじ2
• ウスターまたは中濃ソース…大さじ2
• ケチャップ…大さじ2
• 塩コショウ…少々
• サラダ油（炒め用）…大さじ1/2

作り方

1. 野菜（ニンニク含む）をフードプロセッサーでみじん切りにする
2. 1をフライパンで炒める
3. 2に合いびき肉を入れ、塩コショウを加えて炒める
4. トマト缶・水・コンソメを入れ、トマトを潰しながら煮る
5. 煮立ったら、ウスター（中濃）ソースとケチャップを入れ、とろみが出るまで煮る

フードプロセッサーを使えば、野菜たっぷりのミートソースも簡単に作れます。ひき肉だけでなく、野菜の旨みが加わることで栄養もアップします。トマト缶はホールでもカットでもどちらでも作れますが、ペースト状の料理にはホールがおすすめ。

また、ミートソースは作り置きにも便利です。大量に作ってストックしておくことで、パスタだけでなくドリアやグラタンなどさまざまなメニューにアレンジ可能です。ぜひ時短メニューに活用してください。

材料（2人分）

• 鶏ひき肉…200g
• 長ネギ…1/2本
• しいたけ…1個
• しょうが…1片
• 卵…1個
• 片栗粉…大さじ1
• 塩コショウ…少々
• サラダ油（焼き用）…大さじ1
• タレ…しょうゆ・みりん各大さじ2、酒・砂糖各大さじ1

作り方

1. サラダ油とタレの材料以外をフードプロセッサーに入れ、なめらかになるまで潰す
2. 食べやすい大きさに分けて形を整える
3. フライパンで両面を焼く
4. 火を止めてキッチンペーパーなどで余計な油を拭き取る
5. 火をつけ、タレの材料を入れて絡める

こちらは、おかずやおつまみにおすすめの甘辛つくねのレシピです。しいたけ入りの手の込んだつくねも、フードプロセッサーなら簡単に作れます。長ネギやしいたけをみじん切りにする手間も、手でなめらかになるまでこねる手間も、すべてフードプロセッサーにお任せできます。

しいたけの他に、人参やゴボウなどを入れても美味しそうですね。少し手を加えてお店風に串に刺して焼いたり、盛り付けに糸唐辛子を添えたりすると見た目もアップします。お好みで卵黄を絡めて食べるのもおすすめです。

材料

• 卵…6個
• はんぺん…1枚
• 砂糖…大さじ4
• みりん…大さじ2
• 白だし…小さじ2
• サラダ油（焼き用）…適量

作り方

1. すべての材料をフードプロセッサーに入れる
2. なめらかになるまで混ぜる
3. フライパンにサラダ油を塗り、2を流し入れ、蓋をして弱火で焼く
4. まな板にのせ、四角くなるようにカットする
5. 巻きすを使って巻く
6. 輪ゴムで固定して冷ます

おせちの定番「伊達巻」もフードプロセッサーで気軽にチャレンジできます。魚のすり身ははんぺんで代用し、だし汁の代わりに白だしを使うと便利です。

オーブンや卵焼き器がある場合は活用し、ない場合は上記の作り方のようにフライパンで焼いた後で四角くカットすればOKです。フードプロセッサーで材料をすべて混ぜた後、焼いて巻くだけなので、とても簡単です。

材料（2人前）

• トマト…1個
• きゅうり…1/2本
• 玉ねぎ…1/4個
• ピーマン…1/2個
• 食パン8枚切り…1/2枚
• トマトジュース…200ml
• ワインビネガー…大さじ1
• オリーブオイル…大さじ1
• にんにく…1片
• 塩コショウ…少々

作り方

1. ヘタを切ったトマトはザク切りにし、きゅうり・玉ねぎ・ピーマン・食パンは小さく切る
2. 1と調味料類をフードプロセッサーに入れてなめらかになるまで潰す
3. 冷蔵庫で冷やす

冷たいガスパチョは暑い夏におすすめのスープです。新鮮な野菜をたっぷり使って、自分で簡単に作れます。すべての材料を手作業でなめらかにするのは大変ですが、フードプロセッサーならあっという間です。

材料（2人分）

• かぼちゃ…70g
• トマト…1/2個
• 人参…1/3本
• 玉ねぎ（小）…1/4個
• パプリカ…30g
• 水…150ml
• 牛乳…50ml
• コンソメ…小さじ1
• 塩コショウ…少々
• バター（炒め用）…10g

作り方

1. 野菜の皮やヘタを取り除いて細かく切って、玉ねぎはスライスする
2. 鍋で玉ねぎをしんなりするまで炒め、残りの野菜を加えてさらに炒める
3. 水・コンソメを加えて煮る
4. 野菜が柔らかくなったら、火を止めて冷ます
5. フードプロセッサーでなめらかになるまで潰す
6. ザルなどで裏ごししながら鍋に戻し、牛乳を加える
7. 温めながら塩コショウで味を調える

ポタージュもフードプロセッサーを使うことで簡単になめらかになります。野菜を炒めるのが面倒な場合は、レンジでかぼちゃを柔らかくし、フードプロセッサーで野菜類をすりつぶして、鍋で調味料とともに煮てもOKです。フードプロセッサーがあれば時短レシピの幅も広がりますね。

使う野菜はアレンジもでき、セロリやブロッコリーを加えたダイエット向けのレシピもあります。また、牛乳の代わりに豆乳を使うのもおすすめ。盛り付けにパセリやチャービルなどのハーブを散らせばカフェ風にもなります。

材料（2人分）

• カボチャ…1/8個
• 玉ねぎ…1/4個
• 牛乳…300ml
• 水…50ml
• コンソメ…小さじ1
• 塩コショウ…少々
• バター（炒め用）…大さじ1/2

作り方

1. カボチャは電子レンジで柔らかくし、皮を剥いて細く切って、玉ねぎはスライスする
2. 鍋で玉ねぎをしんなりするまで炒める
3. カボチャを加えて炒める
4. 水とコンソメを入れて煮る
5. 冷ましてからフードプロセッサー入れ、なめらかになるまで潰す
6. 鍋に戻し、牛乳を加えて温め、塩コショウで味を調える

硬くて扱いづらいカボチャも電子レンジとフードプロセッサーを使うと簡単に調理できます。カボチャは電子レンジで柔らかくすると皮が剥きやすくなり、炒め時間も短縮できます。また、優しい甘みと栄養の豊富さから、介護食としてもおすすめです。

炒める時間がない場合は、電子レンジにかけてからフードプロセッサーでペースト状にし、調味料と一緒に煮る調理方法でもOK。さらに、牛乳の代わりに豆乳を入れたり少しだけ生クリームを入れたりとアレンジもできます。

材料（2人分）

• 小松菜…100g
• バナナ…2本
• ミックスベリー（ブルーベリー・いちごなどなんでもOK）…40g
• 豆乳or牛乳（無調整豆乳やアーモンドミルクなら脂質がオフできます。）…400cc

作り方

• 1.すべての材料をフードプロセッサーに入れて撹拌する。

本来スムージーを作る際はミキサーを使用する場合が多いですが、フードプロセッサーでもおいしいスムージーが作れます。上記のレシピ以外にも、お好みの果物や野菜でオリジナルのスムージーを作ってみてください。

材料（8個分）

• 薄力粉…200g
• グラニュー糖…40g
• ベーキングパウダー…6g
• 無塩バター…60g
• 塩…2g
• 牛乳…100ml

作り方

1. フードプロセッサーに粉類を入れて混ぜる
2. 小さめにカットしたバターを加えてサラサラになるまで混ぜる
3. 2をボウルに移し、牛乳を加えてヘラなどで切るように混ぜる
4. ラップにくるみ、冷蔵庫で30分寝かせる
5. 麺棒で平らに伸ばし、8等分する
6. 200℃に予熱したオーブンで13〜15分ほど焼く

フードプロセッサーを使えば難しそうなスコーンも簡単です。バターと粉類はサラサラになるように混ぜますが、手で行うとバターが溶けて失敗してしまいがちです。でも、フードプロセッサーならあっという間に混ざります。

スコーンで使う小麦粉は、薄力粉だけでなく強力粉や中力粉でもOK。強力粉を使うとザクっとした食感に。お好みでブレンドしてもいいですね。オーブンは機種などにより焼き時間が変わってくるので、焼き加減を見ながら調整してください。

材料

• イチゴ…300g
• グラニュー糖…大さじ4
• レモン汁…小さじ1
• 生クリーム…90ml
• 粉ゼラチン…5g

作り方

1. イチゴは洗ってヘタを取り、水気を拭く
2. フードプロセッサーにイチゴ・グラニュー糖・レモン汁を入れて混ぜる
3. 生クリームを入れて混ぜる
4. 溶かしたゼラチンを少しずつ入れながら混ぜる
5. 型や器に注いで冷やす

フードプロセッサーでかわいいスイーツも作れます。イチゴをたっぷり使ったムースは、子どものおやつにも、ちょっとした来客用にもおすすめ。火を使わずにフードプロセッサーで混ぜて冷やすだけでできるので、子どもと一緒に作るレシピとしても最適です。

材料（15枚分）

• 無塩バター…30g
• 薄力粉…50g
• アーモンドプードル…15g
• 砂糖…20g
• 卵（卵黄）…1個分

作り方

1. バターを1cm角に切って冷蔵庫で冷やす
2. フードプロセッサーに薄力粉・アーモンドプードル・砂糖を入れて混ぜる
3. バターを加えて混ぜ、卵黄を加えて生地がまとまるまで混ぜ合わせる
4. ラップを広げて生地をのせ、直径3cmの棒状にして包んだら冷凍庫に1時間寝かせる
5. 生地を7mm幅にカット
6. 天板にクッキングシートを敷いて生地を天板にのせる
7. 170℃に予熱したオーブンで20分ほど焼いて完成

素朴なプレーンクッキーもフードプロセッサーを使えば簡単です。またフードプロセッサーを使うと材料を効率的に混ぜることができグルテンの発生を抑え、さくほろの食感になりやすいのもポイントです。材料にチョコチップやジャムを加えてアレンジも可能なので、ぜひ自分好みのクッキーを焼いてください。

おかずやお菓子を作るためだけでなく、パンをこねるためにもフードプロセッサーが使えます。パン生地を手でこねるのは初心者にはなかなか難しい作業です。フードプロセッサーを使うことで、初心者でも簡単に、さらにより短い時間で生地をこねられます。

ホームベーカリーを使う手もありますが、20分以上時間がかかることがほとんどです。フードプロセッサーを使えばわずか数分ほどでこねられるので、忙しい朝に焼き立てのパンを食べるためにも活躍します。

フードプロセッサーでパンをこねる際のコツ次のは5つです。

1. パンこね羽根がついているものを使うこと
2. 夏場は材料を冷やしておくこと
3. ぬるま湯は水に代えること
4. バターはある程度こねられてから入れること
5. 水分は後で入れること

詳しいフードプロセッサーを使ったパンのこね方は下記の記事で紹介していますので、ぜひチェックしてください。

パナソニックは公式サイトでフードプロセッサーを使ったレシピを公開しています。バター栗きんとんなど個性的な料理も紹介しています。

山本電気の公式サイトでは、焼売など普段のおかずからガトーショコラなどのお菓子まで幅広いジャンルのレシピが掲載されています。ぜひ参考にしてください。

「AJINOMOTO」の公式サイトでは、フードプロセッサーを使用した簡単レシピが公開されています。

• ガルバンゾーのディップ＆ガーリックトースト
• サーモンディップのサンドイッチ
• ショウガ風味のキャロットスープ
• ストロベリーババロア

などなど、手軽に作れておしゃれな料理が複数掲載されているので、ぜひ参考にしてみてください。詳細は以下のAJINOMOTO公式サイトを参照してください。

今回はフードプロセッサーを使ったさまざまなレシピとおすすめのレシピ本を紹介しました。「フードプロセッサーを買ってみたけど、使うレシピが限られてマンネリ気味…」と悩んでいる方はぜひ参考にしてください。フードプロセッサーを活用して、日々の食卓を楽しく豊かなものにしましょう。