ブラウンのハンドブレンダー おすすめ8選｜マルチクイックシリーズの性能比較も

「スムージーやスープを手軽に作りたい！」「野菜のみじん切りが面倒…」そんな方にはハンドブレンダーをおすすめします。ハンドブレンダーはスティック状の本体にアタッチメントを取り付けて、食材をつぶしたり混ぜたりできるキッチン家電です。

ハンドブレンダーはさまざまなメーカーが販売しています。中でも特に人気なのが、ドイツの家電メーカー「ブラウン」です。日本ではハンドブレンダーの「マルチクイック7」「マルチクイック9」やチョッパー・フードプロセッサー・ケトルを主にリリースしており、使い勝手のよさから高い評価を得ています。

この記事では、ブラウンのハンドブレンダーについて商品ごとの違いを比較し徹底解説します。種類・型番・アタッチメントを詳しく解説し、おすすめ商品5選も紹介します。さらに記事後半では、ブラウンのハンドブレンダーを使ったポタージュやスムージーなどのレシピを紹介するので、ぜひ参考にしてください。

ハンドブレンダーとは食材をつぶして混ぜるアイテムで、アタッチメントを付け替えて、混ぜる・きざむといったミキサーやフードプロセッサーの役割をこなすのも大きな特徴です。

ミキサーは水分と食材をつぶして混ぜるので、スムージー・スープ作りに重宝し、フードプロセッサーは主に野菜のみじん切りに使います。ハンドブレンダーはアタッチメントを付け替えるだけでこれらの機能を果たせるので、1台あるだけでさまざまな調理に活用可能です。

フードプロセッサーとチョッパーは、みじん切りができる点は共通しています。チョッパーはみじん切りしかできませんが、フードプロセッサーは食材をスライス・挽く・混ぜるなどの調理も可能です。

なお、ブラウンのハンドブレンダーは、アタッチメントを取り替えればチョッパーとフードプロセッサーどちらの役割も果たすので、大変便利になっています。

ブラウンのハンドブレンダーはシリーズや型番によってそれぞれ特徴があります。ここでは、特徴について詳しく解説するので、自分に最適なハンドブレンダー選びの参考にしてください。

ブラウンのハンドブレンダーであるマルチクイックシリーズは、全8シリーズです。数字が大きくなるほど高性能で、使いやすさも向上しています。

ブラウンのハンドブレンダーは型番でシリーズと付属するアタッチメントが判断できます。型番は「MQ 9075X」のように表され、上1桁が「マルチクイック」のシリーズ・下2桁がアタッチメントを表します。

下2桁が「75」はフードプロセッサーが付属するのを表すので、「MQ 9075X」はマルチクイック9のフードプロセッサーが付属する商品なのが分かります。「MQ 9075X」はつぶす・混ぜる・泡立てる・きざむ・スライス・千切り・こねる・さいの目切りの8つの役目をこなします。できることが多いブレンダーを購入したい方にはとくにおすすめです。

通常のブレンダーを使用して「つぶす・まぜる」調理法は、マルチクイックシリーズのどの製品でも使える基本機能です。さまざまな食材を攪拌したり混ぜたり、細かくつぶしたりできます。手動のホイッパーやすりこぎに比べて力がいらず短時間で仕上がるのが特徴です。

短時間で滑らかな仕上がりになるので、スムージー・ドリンク・スープ・離乳食作りなどさまざまなレシピ作りで大活躍します。

アタッチメントの泡立て器を使えば、短時間で卵・生クリームを泡立てたり攪拌したりできます。卵の攪拌ではホイッパーや菜箸で見られるムラが一切なく、しっかりと滑らかに泡立てられるのがポイントです。

また、手動の泡立て器とは異なり生クリームやホイップの泡立てでも疲れません。短時間で泡立て作業が終わるので、お菓子作りにも重宝します。

チョッパーやフードプロセッサーなどのアタッチメントを使えば、手軽にタマネギ・パセリ・人参・セロリなどのみじん切りが可能です。包丁でみじん切りにするよりも速く・細かくできるので下準備の時間を大幅に削減できます。

加えて、ハンバーグに使用する肉をミンチにして自家製挽肉を作るなど、こだわりの調理もできます。ミンチはさまざまな料理に使用しますので、調理の幅も一層広がりおすすめです。

フードプロセッサーは刃を取り替えれば、野菜のスライスや千切り、さらにパン生地をこねるのも可能です。包丁で野菜をスライスするには慣れが必要ですが、アタッチメントを使用すれば簡単に薄くスライスができます。

「パンやピザを作ってみたいけれど、こねるのは手間と時間がかかりそう」と思って躊躇していた方にもぜひ使ってほしいアタッチメントです。

付属のアタッチメントであるビッグチョッパーに、氷対応のアイス用カッターを取り付ければ、氷を砕いて手軽にクラッシュアイスが作れます。キリリと冷えたアイスドリンクやカクテルのみならず、夏にぴったりの冷たいデザート作りにも大活躍です。

ブラウンのハンドブレンダーを選ぶ際は、パワーに注目しましょう。消費電力が強いほどパワフルな性能になります。

また、マルチクイック7（2020年リニューアル版）とマルチクイック9には「アクティブブレードテクノロジー」が搭載されています。撹拌するパーツであるシャフトが上下に伸縮して撹拌範囲が広がるとともに、硬い食材もしっかり撹拌します。

「スマートスピードテクノロジー」は手の感覚で回転速度を調整できるブラウン独自の機能です。マルチクイック7・マルチクイック7（2020年リニューアル版）・マルチクイック9に搭載されています。より直感的に細かな調整をしたい方におすすめの機能です。

お子さまがいるご家庭なら、安全性は特に重要なポイントですよね。マルチクイック7・マルチクイック7（2020年リニューアル版）・マルチクイック9には「スイッチロック機能」が搭載されています。ロック解除ボタンを長押しして5秒以内にスイッチを押さなければ刃が回転しないので、万が一の事故を未然に防げます。

難しい組み立てなどは一切ありません。本体にアタッチメントを取り付けるだけで準備完了です。毎日のお料理に使うものとして、複雑なパーツがなく、手軽に使用できるところが嬉しいポイントですね。

実際の調理時は、本体のボタンを押し込むだけで、均一に仕上がります。ブラウンのハンドブレンダーは人工工学に基づいたスリムな形状で握りやすく、フィット感・使い心地に優れているのもポイントです。

ハンドブレンダーは、ミキサーのように複雑なパーツがないので、お手入れはとても簡単です。専用の計量カップに入れたぬるま湯と洗剤を、10秒〜20秒ほどかき混ぜるだけと、洗い物の手間入らずです。

ブラウンのマルチクイックでは大根おろしも作れます。アタッチメントにフードプロセッサーが付属している製品限定になりますから、注意してください。大根おろしはおろし金ですりおろすと時間も手間もかかります。ハンドブレンダーなら手軽に数十秒で作るのが可能です。

1. アタッチメントのフードプロセッサーにカッターの刃を取り付ける
2. フードプロセッサーにサイコロ状に切った大根を入れる
3. マルチクイック本体を取り付けてスイッチオン
4. へらで周りの大根おろしを落として混ぜながら、好みの荒さに調整する

【材料】

【作り方】

1. サツマイモは洗って皮を剥き、電子レンジで火を通す
2. 鍋に溶かしたバターとみじん切りのタマネギを入れて炒める
3. 2.にサツマイモを加えてフォークなどでつぶす
4. 水400mlとコンソメを加えて軽く煮てから、ブレンダーで攪拌する
5. 弱火で牛乳、生クリームを加えてゆっくりとかき混ぜる
6. 最後に塩・コショウで味を調える

【材料】

【作り方】

1. 小松菜、セロリ、人参は洗ってざく切りにする
2. アボカドはスプーンでタネを取り除いて中身もくりぬく
3. リンゴ、バナナは皮を剥いてからざく切りにする
4. 水250mlと1～3の材料すべてをボールに入れて、ハンドブレンダーで滑らかになるまで攪拌する

ブラウンのハンドブレンダーは、氷自体は砕けないものの、マンゴーソースのように果肉が混ざったソースであれば作れます。もちろん、マンゴーでなく他の果物でも作れるので、お好きな果物を使ってソースを作ってみてください。

ブラウンのハンドブレンダーを使えば離乳食も作るのも可能です。いろいろなレシピにチャレンジしてみてください。

【材料】

• カボチャ　200gほど

【作り方】

1. カボチャは皮とタネを取り除いて、軽くぬれた状態でラップにくるんで電子レンジで3～4分ほど加熱
2. 柔らかくなったらボールに入れてブレンダーでつぶす
3. しっかりと滑らかになるまでつぶす
4. さらに滑らかにするために裏ごしするのがおすすめ
5. 10倍粥に混ぜて完成
6. 余ったカボチャのペーストは小分けにして冷凍保存

【材料】

• 人参
• サツマイモ

【作り方】

1. 人参もサツマイモも皮を剥いてざく切り
2. 鍋に人参とサツマイモを入れて水をひたひたに張る
3. 強火にかけて沸騰したら弱火で15分ほど煮る
4. 水が足りなくなるようなら足す
5. 粗熱を取ったらブレンダーでつぶしてペースト状にしたら完成
6. 余ったペーストは冷凍皿に入れて冷凍保存

ブラウンのハンドブレンダーは本体の性能やアタッチメントによって、調理できる幅が大きく変化します。自分がどのような料理に使用したいかでアタッチメントを選んでください。ぜひ本記事を参考に自分にぴったりのハンドブレンダーを選んで、料理を一層楽しみましょう。