【2023】スロージューサーおすすめランキング｜レシピも紹介【ヒューロムも】

「野菜や果物の栄養を効率良く摂取したい」と思ったことはありませんか？食事で摂りたいと思っても、量が多かったり調理の手間があったりして必要な栄養を摂取するのはむずかしいですよね。また、市販の野菜ジュースは割高なので、買って後悔したという方も多いでしょう。

そのような方にはスロージューサーがおすすめです。スロージューサーはミキサーで作るよりも上質な100％ジュースを作ることができます。スロージューサーで作られたジュースはコールドプレスジュースとも呼ばれており、健康志向の高まりによって注目が集まっているのです。

こちらの記事では、洗いやすいスロージューサー・スロージューサーの魅力・選び方・ヒューロムなどのおすすめ商品17選・レシピをご紹介します。スロージューサーの購入を検討している方、健康に気を遣われている方はぜひ参考にしてください。

「普通のジューサー」「スロージューサー」ってなに？違うもの？

そう感じる方も多いですよね。厳密にスロージューサーがどのようなジューサーか定義があるわけではないものの、一般的に「摩擦熱が出ない＆なるべく抑えた製品で熱に弱い栄養素を壊さないタイプ」が「スロージューサー」として販売されています。

摩擦熱が出ると何がいけないかというと、栄養素によっては熱に弱く破壊されてしまい、目減りしてしまう点です。

《熱に弱い栄養素の代表》

• ビタミンC
• 酵素

ジューサーを使用する方の中には、健康に気を遣われる方も多いですよね。なるべくフレッシュな状態で野菜や果物のジュースを摂取したいなら、ジューサーの中でも「スロージューサー」と称されているタイプを選んでください。

最近の主流ではないものの「パワージューサー」と称される製品もあります。スロージューサーと同じく、厳密に「パワージューサー」の定義があるわけではないものの、よりパワフルに硬い果実や野菜にも対応するジューサーを「パワージューサー」と称する場合があります。

もっとも、最近ではスロージューサーや普通のジューサーでも、硬い果実や根菜に対応した製品も多いです。人参などの硬い根菜をジュースにしたいなら、あらかじめ取扱説明書で対応を確認するのをおすすめします。

生ジュースを飲みたいときはミキサーも便利ですが、金属製の刃物を使い高速で回転するミキサーでは摩擦熱が発生し熱に弱い酵素が損なわれてしまいがちです。一方、スロージューサーは金属製の刃を使わず低速圧縮搾りで作るので摩擦熱が発生しません。

そのため、生きたままの酵素を摂取できる上、高速式のジューサーよりもビタミンなどの栄養素を摂取しやすいのがポイントです。健康と美容を意識する方に特におすすめのジューサーです。

スロージューサーで作るジュースは旨味や甘味がしっかりと感じられ、さらっとしたのどごしが特徴です。また、金属製の刃を使用するミキサーや高速ジューサーに比べ、スロージューサーはプラスティック製の刃を低速で回転させるので、金属独特の香りが混ざることがありません。

さらに、ミキサーは高速で回転させるときに空気を含むので、時間が経つと酸化しやすいというデメリットがありますが、低速で回転するスロージューサーなら時間が経っても酸化しにくく美味しさを保てるのがメリットです。ゆっくり・じっくり搾るのでエグミがなく、なめらかで濃厚なジュースになります。

スロージューサーは低速回転のため動作音が静かというメリットもあります。そのため、時間帯や住居形態を気にせず使用でき、早朝や深夜でも好きな時間にコールドプレスジュースが楽しめます。赤ちゃんや小さいお子さんがいるご家庭にもおすすめです。

スロージューサーを使うにあたり知っておきたいのが、準備・後片付けの手間がかかることです。スロージューサーは複数のパーツで構成されているので、部品が多い特徴があります。使用後のお手入れは洗うだけと簡単な反面、部品が多いので外すのと組み立てるのに少し手間がかかります。

また、機種によって違いはありますが、投入口が小さいと食材を細かくカットする必要があります。そのため、搾り終えるまでに15分～30分程度時間かかることも。忙しい朝にすぐ飲みたい場合は、デメリットに感じてしまうかもしれません。

スロージューサーの価格帯は平均で1万円～5万円前後と若干高めです。上位機種の中には価格が10万円を超えるものもあります。価格重視の方やコスパのいい製品を選びたい方にとっては、デメリットになるかもしれません。

スロージューサーには機種によって搾れない食材があります。一般的に下記のような食材には向かないと言われています。無理に水分の少なく粘り気の強い食材や硬い食材を使用すると、機器の故障につながることもあるので注意しましょう。

• 生姜・かぼちゃのような硬い食材
• 粘り気の強い食材
• 水分が少ない食材

ヒューロムはスロージューサーの専業メーカーです。栄養たっぷりのジュースが作れるよう、スクリューやドラムなどのそれぞれのパーツに独自の技術が詰め込まれているのが特徴です。一度にたくさん作れるものから2人暮らしにぴったりなサイズのものまで、さまざまなニーズに合った製品が展開されています。

テスコムはコスパのいい家電製品を多く取り扱うメーカーです。スロージューサーはシンプルな設計でお手入れや組み立ても簡単なので、毎日手軽に使いたい方にぴったりです。また、フローズン用フィルターが付属するため、夏にフローズンデザートを作るのに重宝します。

アイリスオーヤマはスマートで軽量なスロージューサーを取り扱っています。扱いやすく収納に場所を取りません。パーツはすべて丸洗可能・誤作動防止の安全機能付きなど、ジューサー初心者に嬉しいポイントがたくさんあります。また、ジュースだけでなくスムージーやフローズンデザートも作れるので、幅広い用途で活用したい方に向いています。

ここからはジューサーを選ぶ上で、前提知識を解説します。編集部では実際にジューサーを購入した225名を対象に、アンケートを行いました。

「（ジューサーの）購入自体を後悔したことあるか」に対して、全体の約7割にあたる153名が後悔してないと回答する結果に。

逆に「後悔した」と考えている3割程度の方の多くは「使用頻度の低下」が原因でした。

そこで本記事は、単なる選び方の解説だけでなく、購入後のよくある後悔や使ってみないとわからない使用感に関する声についても触れることで、皆さんの購入後の後悔を抑える内容になっています。

• ジューサーの購入時に押さえておきたい必須項目
• 人によっては使用感に関わるポイント
• 優先度は低め。気になる人のみチェック推奨

上記の3部構成でどこよりも安心してジューサーを選んでいただけますので、ぜひ最後までお付き合いください！

※すぐにおすすめ商品を見たい方は以下のボタンでスキップできます

ジューサーは水分が多めの果物を潰し・削りながら繊維と果汁を分けて、さらさらのジュースを作るキッチン家電です。

そう聞くと、スムージーを作るミキサーと同じ？と思ってしまいそうですが、大きな違いは繊維の有無。

ジューサーは果実の繊維を漉し取って「絞りかす」として残すため、果汁のみのサラサラのジュースが作れます。

ミキサーは繊維ごとすりつぶして撹拌するため、ざらざらな舌触りなスムージーが出来上がります。ジューサーとミキサーとの一番の違いは、この口当たりです。

ミキサーは繊維の残る仕上がり

ジューサーは繊維を除去しサラサラの仕上がり

ここまでの解説をまとめると、ジューサー・ミキサーそれぞれおすすめなのは以下のような方です。

ジューサーで一番ネックとなる洗いにくさ・パーツの多さ。

「ジューサーが欲しいけど使わなくなるかも…」とお考えの方の多くが、ジューサーの洗いにくさを理由にしています。パーツが多く、メッシュフィルター採用のものは細かな目の掃除が大変…。その通りです。

この洗いにくさを解決するには、

• あらかじめレビューをよく読む
• 2018年以降のヒューロムのジューサーにする

この2点です。

まず、未だ多くの国内メーカーがメッシュフィルターで繊維を漉しとるタイプのジューサーのため、メンテナンス性が飛び抜けていい製品は挙げられません。洗う手間は横並びのため、なるべく少ないパーツで構成された機種や、口コミのいい機種を選びましょう。

ただし、韓国「ヒューロム(HUROM)」のジューサーだけは、「分離搾汁方式」という独自技術を持っており、メッシュフィルターを使用しません。そのため、お手入れの手間は格段に減ります。

ヒューロムは韓国だから不安…と思う方もいるかもしれませんが、日本はもちろんアメリカやドイツにもオフィスを構えています。世界的にジューサーのシェアが高い信頼できるメーカーです。

必要なのはスロージューサーか今一度確認を！

スロージューサーがどのようなタイプのジューサーかはすでに解説した通りです。

しかし、実際には製品選びを間違えている方もいます。健康にいいと聞いたからスロージューサーが欲しい…そう思っていても、本当に摂取したいのはビタミンや酵素ではなく食物繊維だったという方もいます。

また、せっかく高額なスロージューサーを購入したのに使わなくなってしまいもったいなかった…となる方もいます。スロージューサーは比較的高額な製品です。自分に合った製品がスロージューサーで合っているのか今一度お考えください。

ジューサーの素材の入れ口の大きさはさまざまです。りんご丸ごと1つが入るサイズもあれば、3cm程度以下までカットが必要な機種もあります。

小さなことではあるものの、果実を刻めばその分まな板の上に果汁が滴るため、なるべく大きめのカットで投入できる機種の方が、歩留まりがいいとの考え方ができます。

もちろん、小さくカットする手間がない点も魅力です。

ジュース作りを途中で中断させる「詰まり」

ジューサーの使いにくさとして挙げられるのが、この「詰まり」です。詰まる箇所は以下の2点が多いです。

《ジューサーで詰まりやすい箇所》

• メッシュフィルター
• 搾りカスの出口

メッシュの目が細かいほど繊維が詰まりやすく、掃除も大変です。また、搾りかすの出口が狭いと、こちらも詰まってしまい繊維が逆流するとの声もあります。

実際の詰まりやすさはメーカー側で言及がないため、口コミやレビューを参考にするのが無難です。使いやすそうな機種を選んでください。

通販で購入検討している方は必ずサイズ確認を！ジューサーは想像以上に大きい！

ジューサーは「思った以上に大きくて置き場所に困ってしまった」よく言われるキッチン家電です。内容物をすりつぶして攪拌するだけのミキサーとは違い、削りながら濾し取るためにパーツも多く、ミキサーより二回り以上大きいと思って間違いありません。

縦型・横型などデザインもさまざまですが、どんなジューサーも必ず商品サイズの記載がありますので、購入前に一度大きさの確認をしてください。

ジューサーにはロート(漏斗)やホッパーと言われる容器のようなパーツがあります。ここに詰めた果実が擦り下ろされる仕組みで、この容器自体の容量も大きい方が、一度に多くの材料を詰め込めます。

すりおろす速度にもよりますが、このロートの容量が小さすぎると、一度に少しの材料しか詰め込めず、内容量が減るたびに材料の投入が必要になり手間を感じます。

ただし、ロートが大きすぎても本体サイズが大きくなるため、一度にどれくらいのジュースを作るかのバランスを見て選ぶべきです。

ジューサーを選ぶ際には、自分が使いたい素材が使えるかどうかはちゃんと確認しましょう。高性能なスロージューサーであれば問題ありませんが、昔のモデルや高速ジューサーの中には、果肉が多い桃やキウイが使えない場合があります。

また、水分が少ないバナナなども牛乳や水分の多い食材をプラスするなど、水分を補って使う必要があるモデルもあります。そして、スロージューサーは氷が砕けないものが多いので、氷を使用したい方はミキサーを選ぶか、氷に対応している専用アタッチメントのついているスロージューサーを選びましょう。

ここでは、スロージューサーの使い方について紹介します。

1. 多くの食材は皮ごと使うので、切る前によく洗う
2. 食材をスロージューサーの投入口に入る大きさにカット
3. 食材をスロージューサーに少しずつ投入する

大量の食材を一気に投入すると、搾りかすが吐出口で詰まってマシーンが止まる可能性があるので注意しましょう。皮や種、芯があってもフィルターでろ過されるので、ジュースには混ざりません。栄養を丸ごと摂れるのもスロージューサーの魅力です。

スロージューサーの一般的なお手入れ方法は下記の3ステップです。

1. 水に浸す
   フィルターには搾りかすが残ります。使用の都度、必ず水に浸しましょう。フィルターの目が細かい場合、水に浸しても搾りかすが残っていることがあるため入念に洗い流します。
2. パーツやアタッチメントを外す
   洗浄の事前にはパーツやアタッチメントを外す必要があります。パーツ類の隙間に搾りかすが挟まると、こびりついたり雑菌が繁殖したりするため、1つずつ丁寧に洗いましょう。丸洗い可能なタイプなら、この行程をスキップできます。
3. ブラシやスポンジで細かい部分を洗浄する
   細かい部分を洗う際にはブラシやスポンジが有効です。特にキウイやイチゴのように細かい種がある食材は、隙間やフィルターに詰まりやすいため念入りに。機種によっては、材質に適したブラシが付属している場合もあります。付属していない場合は、素材を傷つけない素材のものを使いましょう。

【作り方】

1. リンゴは種と芯を取り除いてカットしておく
2. 小松菜は3cm程度にカット（水洗い後根を切っておく）
3. レモンは皮と種を取り除いてスライス
4. リンゴと小松菜は交互に入れる
5. 最後にレモンを入れて完成

ビタミンとミネラル・βカロテン・カルシウム・鉄分など栄養価の高い小松菜と、ポリフェノールたっぷりのリンゴを使った飲みやすい青汁レシピです。機種によっては食物繊維が多い小松菜が使えないこともあるので注意してください。

【作り方】

1. オレンジの皮は千切りにしてから鍋で10分ほど茹でアクを抜く
2. アクを抜いたら水気を切っておく
3. 鍋にオレンジの皮とオレンジの搾りかす・オレンジジュース・砂糖・水・レモン汁を入れ煮詰める

オレンジジュースを作ったときに残る、オレンジ外皮・オレンジの搾りかすを活用するレシピです。食材を無駄なく使い切れます。トーストに塗ったり、アイスクリームやヨーグルトのトッピングにしたりするのもおすすめです。

必要な材料

• にんじんの絞りかす　400g
• サラダ油　大匙1
• にんにく　少々
• 玉ねぎ　2個
• 合いびき肉　300g
• コンソメ　大匙1
• 水　2カップ
• 塩　小匙1/2
• 薄力粉　大匙2
• トマトケチャップ　大匙4
• ウスターソース　大匙1と1/2
• カレー粉　大匙3
• こしょう　少々

手順

1. フライパンを熱してサラダ油をひき、玉ねぎ・にんじんの搾りかす・にんにくを入れて、玉ねぎが透明になるまで炒める
2. 1に合いびき肉を加えて火が通るまでほぐしながら炒める
3. 2にコンソメ・水・塩・薄力粉・トマトケチャップ・ウスターソース・カレー粉・こしょうを入れてときどきかきまぜながら煮詰めて完成

材料

• オリーブオイル　120ml
• にんにくのみじん切り　1かけ
• 塩　適量
• 葉物野菜の搾りかす　80g

手順

1. 葉物野菜の絞りかすを適度に刻む
2. 1とオリーブオイル・にんにくのみじん切り・塩を混ぜる

ナッツなどを加えても食感が楽しめるのでおすすめです。

材料

• 砂糖　20g
• バター　45g
• 薄力粉　50g
• 小松菜の搾りかす　50g
• いりごま　適量

手順

1. 小松菜の搾りかすを薄くクッキングシートの上に広げます
2. 1を耐熱皿に乗せ、500Wで3分加熱します
3. 2を包丁で刻む
4. ボールに常温に戻したバターと砂糖を入れ白くなるまで混ぜます
5. 4に3といりごまを混ぜます
6. 5に薄力粉を加えてさっくり混ぜます
7. 生地を20等分して丸めてクッキングシートに並べる。角皿の上に乗せ、フォークで模様をつけていりごまを乗せる
8. 180℃に予熱したオーブンで15分ほど焼いて完成

スロージューサーは高速回転のミキサーとは違い、食材の栄養やおいしさを損なわないコールドプレスジュースが飲めるのが魅力です。おいしさにこだわる方や、美容と健康を意識したい方におすすめします。選び方やおすすめ商品を参考にして、ぜひ使いやすい1台を見つけてください。